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表紙とコラム Vol.42
世界一長いベンチ(富来町)

夜更けに一人、作業が煮詰まるのは、答えの出ない数学の問題を一生懸命 解いているようなもどかしさです。

息抜きでもしようか・・・ そんなとき私はたまにパソコンの検索システムに自分の名前を打ち込んで みます。

私の名前はさほど珍しいものではありませんので、あっという間に全国の 同姓同名さんにまつわるサイトなどがサーチされて出てきます。 それは書道家だったり大学の陸上選手だったりと様々なのですが、人間は 赤の他人であっても名前が一致するとそれだけで妙に気になるもの・・・ 活躍ぶりを伝えるような情報が掲載されていたりするとついつい見入って しまいます。

同姓同名に関してはこの逆もあるでしょう。凶悪犯やスキャンダルばかり の有名人などと同じ名前というのはありがたくない話です。実際それが理 由で家裁に改名の申し立てをする人はけっこう多いと聞きます。

ところで最近の子どもたちの名前は昔に比べて難解になりました。 耳にしただけでは日本人なのか外国人なのかわからないような名前をつけ る親も少なくありません。中には同姓同名の人がいないくらいの奇抜な名 前もあります。

検索してもいっこうにヒットしないような名前というのは良いのか悪いの か、はたしてどうなのでしょう。

世界一長いベンチ(富来町)
日本の水浴場55選に選ばれるほど綺麗な増穂浦海岸にある、ギネスブック公認の「世界一長いベンチ」です。 460mの木造のベンチが日本海に向かって設置され、日本海に沈む綺麗な夕日を見る事ができます。 ベンチの手前には「慈母の愛を讃える碑」 があります。“岸壁の母”のモデルになった、端野いせさんはここ富来町の出身だそうです。

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