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表紙とコラム Vol.222
黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)
黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)
黒部峡谷を走るトロッコ電車は、宇奈月温泉から標高約600mの欅平までを結びます。窓の無いオープンな普通客車の他、開閉できる窓の付いたリラックス客車もあります。ふもとの宇奈月温泉駅から終点の欅平駅まで、移り行く季節と紅葉を楽しむ事ができます。

コロナ禍で、家で過ごす時間が増え、断捨離をする人が周りに多くいます。 断捨離は不要と感じる物を単に捨てるだけでなく、モノの整理を通して生活の質を変えることが真の目的だそうで、それならと自分もチャレンジしてみました。

しかし小さい頃から「モノを粗末にしてはいけない」と両親に叩き込まれてきたせいか、もったいない気持ちと罪悪感で、なかなか捗りません。

そんな、もったいない思考を手放すポイントが"執着と愛着の見極め"だと、先日、ある雑誌で目にしました。ベストセラー本で話題になった"ときめき"と同じニュアンスなのかもしれません。

確かに、折角買ったのに全然読んでない本、高かったけど一度しか着ていないコート、いつか何かに役立つかもと漠然と思っているグッズなどは、執着はあっても愛着はありません。 それらのほとんどが無頓着に放置され、掃除や模様替えで存在に気付いても、その度にどうしようか迷い、結局また放置、そんな執着品を整理することが断捨離の第一歩なのだそうです。 逆に長年使い続け愛着のあるモノは、たとえ役目が終わっても、数々の思い出と共に大切に保管されるのでしょう。

そして執着品を整理し更に断捨離が進むと、愛着品との別れが避けられない状況も起こりえます。そんな時は「ぐっとハグして、ありがとうを伝える」のだと、断捨離上手の知人は言います。 大切なのはモノ自体より、モノと自分との歴史なのかもしれません。

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