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表紙とコラム Vol.70
雪だるままつり(白山市)

あと少しで新年度・・・ 私はこの時期、見慣れたテレビ番組が終了したり出演者が変更になったりするのが寂しくてなりません。いわゆる「春の改編」も私にとっては別れのひとつにほかならないのです。

何といっても最近の放送業界はゴールデンタイムであろうと視聴率次第であっさり番組を変えてしまいます。昨年は巨人戦の中継枠が大幅に縮小されました。ゴールデンタイムイコール巨人戦というのを刷り込まれた世代にはかなりショッキングな出来事でした。

ところで巨人戦同様にゴールデンタイムから急速に姿を消している番組があるのをご存知でしょうか。それは子供向けのアニメ・・・ 視聴率の落ち込みは巨人戦以上に深刻だといわれ「まんが日本昔ばなし」などはとうに打ち切られています。
凋落するアニメに少子化が関係しているのはもちろんなのですが、子供たちが夜間、塾や習い事で忙しいという事情も背景にあるようです。アニメがゴールデンタイムから日曜日の早朝に移動するケースがあるのは、夜にテレビを視聴できない子供たちを視野に入れてのことなのでしょう。

それにしても往時の茶の間では、大人は巨人戦、子供はアニメを見たいと主張し、熾烈なチャンネル争いを繰り広げたものですが、その両横綱が相次いで失速とは・・・
これも時代の流れなのでしょうか。
その前に「チャンネル争い」という言葉も死語になりつつありますけどね・・・

雪だるままつり(白山市)
雪だるままつりは、白山市の白峰、桑島地区で毎年開催されるお祭りです。 毎年話題になった人物や人気キャラクターなど、大小様々な雪だるまが並びます。 夕方から夜にかけては、雪だるまのおなかにロウソクが灯され、幻想的な風景が見られます。毎年2月初旬から中旬に行われます。

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