世の中の世代交代が進み、私もそろそろ旧世代を実感するようになってきました。
例えばそれは鏡に映った自分の顔を眺めたとき・・・
私の顔はホームベース型で、いわゆるエラの張ったアジア人特有の形なのですが、若い世代からはどんどんこのタイプが減ってきています。なにしろ今の若者たちときたら顔の作りが小ぶりでエラなどほとんど見当たらないのです。 硬いものを食べなくなり咀嚼の回数が減ったことが影響しているという説があるそうですが、食生活がフェイスラインまで変えてしまうとは・・・

ところで生活習慣と肉体の変化ということになると、私は近い将来、指先が激変するのではないかとにらんでいます。 現代はパソコンや携帯電話などで指を酷使する時代です。 当然スピードや精度が問われるわけですが、最近は肉厚な指ではもはや対応できないくらいハードが小型化してきました。 入力操作は明らかに華奢な指をした人の方に向いているといえます。 おそらく今のままＩＴ機器がコンパクトになっていけば、人間の指は小さくなるキーボードに合わせてどんどんスリムになろうとするにちがいありません。

あと数十年もすれば、旧世代と新世代で「指の細さ」がまるで異なっていることでしょう。