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表紙とコラム Vol.201
東尋坊(福井県三国町)

先日、大学センター試験が終わり、受験シーズンもいよいよ佳境を迎えます。

この時期になると「がんばれ受験生!」の垂れ幕や受験祈願の絵馬コーナー、 そして、ゲン担ぎの文字をよく見かけます。Kit勝つ(ネスレのKit Kat)「必勝!ド通る」(ドトールコーヒー)、 「ココ勝ッツサブレ」(日清シスコのココナッツサブレ)など。
少々強引なものもありますが、受験生が少しでもリラックスできるなら、 それで成果ありなのでしょう。

さて、最近、様々な勉強法が取り上げられており、中でも「リビング学習法」が注目されています。
リビングで勉強すれば、特に小さな子供は、わからないことをすぐに家族に聞けるし、関連したところも教えてもらえる。 一人孤独にならずに安心でき、愚痴も言え、 多少の雑音の中でも集中力を養えるという考え方で、 ある調査結果では東大生の8割がこの学習法を実践してきたそうです。

私たちの時代は、勉強は雑音をシャットアウトして一人部屋にこもって集中する、 わからないことは辞書を引いて自分で調べる、テレビ、ラジオは、 もってのほか、音楽もNGと教えられました。
こっそり深夜ラジオを聴きながら勉強し、 結局は全く集中できず、いつの間にか寝ていた話など、 今の時代では苦い経験談どころか、笑い話にもなりません。

"学問に王道なし"ではありませんが、運動しながらテキストを読んだり、 ジェスチャーをつけて暗記したりと、スタイルは様々で、自分の得意の”型”をいち早く見つけることが重要になってくるのでしょう。

受験当日まであと僅か、最後の追い込みとともに、 体調管理とメンタル面の対策をしっかりとして、 当日は実力を充分に発揮できるよう願っています。

東尋坊(福井県三国町)
国の名勝・天然記念物に指定されている「東尋坊」は福井県を代表する観光スポットです。
マグマが冷え固まってできた柱状節理が、日本海の荒波で削られてできた断崖絶壁は絶景です。
東尋坊の柱状節理は世界的にも珍しい「輝石安山岩の柱状節理」で、1つ1つの柱がとても大きく太いのが特徴です。

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