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表紙とコラム Vol.73
旧福浦灯台(志賀町)

1980年代に発明された自転車のビンディングペダルはその後のロードレースのスタイルを変えたといわれます。一方、野球界では樹脂で加工した圧縮バットがかつて一世を風靡しましたが、後に反発力が強すぎるという理由で使用禁止となりました。
スポーツの舞台裏に用品開発の歴史ありといわれますが、定着するかしないかはそれぞれです。

さて、北京五輪を前に今、取り沙汰されているのがS社の高速水着問題・・・水の抵抗が少なく好記録が出るというこの水着をメーカー契約の関係上、現段階で日本人選手は着ることができません。理不尽だ、不憫だという声が日に日に高まっていますが、私はそれ以上に水着で記録が変わるという根本的な部分が気になっています。

そもそもトップスイマーの水着はシドニー五輪でハイレグからボディスーツスタイルに劇的に変化しましたが、その頃からメーカーのハイテク争いが頻繁に話題に上がるようになってきました。
はたして水着を細工することにそこまでこだわる必要があるのでしょうか。むしろ局部だけを覆って体ひとつで競い合う方がこの競技にはふさわしいように思います。関係者は金銭の問題を抜きにして、それをとことん議論しなければいけないでしょう。
高速水着がペダルの道をたどるのか、圧縮バットの道をたどるのか・・・前途が案じられます。

旧福浦灯台(志賀町)
旧福浦灯台は、日和山(ひよりやま)の断崖に立つ、日本で一番古い木造の灯台です。 江戸時代の初めに船の安全のために断崖にかがり火を炊いたのが始まりと言われ、明治9年に灯台が建ち、 昭和59年に現在の福浦灯台が出来るまで使用されていました。

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