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表紙とコラム Vol.21
中谷宇吉郎雪の科学館

うららかな陽射しに椿の淡いピンクが光って、金沢もそろそろ春本番です。
春といえば・・
この時期に買う財布はお金が貯まる… そんな話を何人かの人から聞きました。「春財布」と呼ぶそうです。
この言葉、私はてっきり風水や占いなどから出たものと思ったのですが、調べてみると「張る財布」つまりお金でパンパンに張っている財布に掛けたただの語路合せだということがわかりました。
ちなみに「秋財布」というのもあり、この場合はお金がどんどん出ていく「空き財布」に通じるのだといいます。
単なる言葉遊びとはいえ、春と秋ではずいぶんな差ですが、そこには新しい季節への期待がたしかにあるのでしょう。
さあ、まもなく新年度、瑞々しい春が、私の財布とこの国の経済に再生を告げてくれますように…

中谷宇吉郎雪の科学館 (加賀市)
加賀市片山津出身の中谷宇吉郎博士は、東京大学を卒業後、北海道大学の教授となり、雪の結晶の研究を始めました。
中谷博士は世界で始めて人口の雪を作りだした科学者として有名です。雪の科学館は博士の業績を中心に、雪や氷についてのことを分かりやすく展示、公開しています。


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