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表紙とコラム Vol.07
兼六園

一年の世相を象徴する「今年の漢字」に「帰」が選ばれました。
決定の理由はさておき、人の匂いが感じられる穏やかな文字ではないかと思います。

ところで、この「帰」という文字を眺めていて、私はふと金沢の尾山神社が頭に浮かびました。

尾山神社といえば、加賀藩祖前田利家公とお松の方が祭神で、今年は大河ドラマ効果で境内はたいへんなにぎわいをみせました。そんな尾山神社で人気が高いのが「勝ち守り」という名のお守りだとか。
受験、就職、不況・・ 世の中には打ち破らなければいけない関門がたくさんありますが、はたして守り札のご利益はいかほどなのでしょう。

この年末年始、尾山神社に「帰」る人が気になります。
「勝ち守り」のお礼参りに訪れる人が多ければ多いほど、2003年は明るいはずですから・・

兼六園 (石川県)
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられる「兼六園」は加賀藩五代藩主綱紀の時代、1676年(延宝3年)より約170年を費やし造られました。
「兼六園」という名称は、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼ね備えるという意味から命名されました。
新緑や紅葉、園内の木々の雪吊りなど四季折々の美しさ楽しめます。


 問合せ:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)

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