以前、何かの川柳で「デジカメのえさは何かと孫に聞く」というのがありましたが、今やもうデジカメに？？となる日本人はいないのではないでしょうか。「カメラよりもデジカメ！」という人が本当に増えました。

あれは去年の冬の出来事でした。場所は金沢のとある観光名所・・
_しぐれ
時雨ていた空が急に晴れたと思ったらスーッと大きな虹がかかりました。
「うわあ、きれいな虹やなあ！！」
あちこちでそんな歓声が上がり、観光客らしき人たちがその七色をバックに写真を撮ろうとしています。そのとき・・デジカメを手にした人の方が普通のカメラを持った人より多かったのが私には印象的でした。

北陸の冬は天気が変わりやすく、時折ハッとするように美しい虹が現れることがあります。
旅人にとってまさにシャッターチャンスとなるその瞬間は、私にとって「デジカメの時代」を実感するときなのです。